現在、消費者の情報収集手段として、テレビ・新聞・ラジオ・雑誌などからWEBメディアに移行してきています。特にソーシャルメディア(以下:SNS)から日常的に多くの情報を収集するようになり、そのSNS活用の重要性がビジネスシーンでも増してきています。今回は、全くのSNS初心者でもビジネスに運用できるよう手順を解説してい行きたいと思います。
Contents
どのSNSを活用するか
何か商品やサービスを広めるにあたって、まずはどのSNSを使っていくのがいいのかを選ぶ作業が必要です。
どのSNSをビジネスに運用していくかを決める上で、大切なことは、自分たちのサービスや商品のターゲット層が最も利用しているメディアはどれなのかを考えることです。またそれぞれのメディアの特徴を理解することも大切です。
上記を見てどれか1つにSNSを絞るのではなく、いろいろなSNSを連携させることが効率的にもよいでしょう。
ですが複数のSNSに同じように力を注ぐのではなく、ターゲット層に一番支持されているメディアに力を注ぐことで、効果的で効率的な宣伝が可能となります。
SNS使って、何するの?

利用するSNSメディアを選んだら、次にターゲットとなる顧客層の人たちとSNSを通して、とどのように関わっていきたいのかを明確に決めていくとよいでしょう。
例えば、、、
■顧客となりうる人とのコミュニケーションの場としたい
■自社について良く知ってもらいたい
■サービスや商品について興味関心を持ち知ってもらいたい
など、
ビジネスでの運用の方向性を決めておくことで、軸をぶらさず戦略を練ることが大切になります。
アカウントを作ろう
運用前の戦略を練った後は、SNSの立ち上げです。選定したSNSメディアでアカウント(利用する権利)を作成します。必要項目は、「名前」「メールアドレス」「パスワード」この3つだけです。
名前が表示されるものなので、会社の名前が一般的でまた、認識しやすくよいでしょう。余談ですが、「公式○○○」のように公式という文字を入れるだけで、ユーザーからの信頼を得やすいのも事実です。
登録内容の確認や通知を受ける際にメールアドレスの登録が必要です。SNS担当者のアドレスを設定しておくと、確認や通知がスムーズにいくでしょう。パスワードは、他の人に知られないように安全性が高いものにしましょう。また、推測しにくいものにすることや、定期的に変えることで安全にSNSを利用できるでしょう。
投稿について具体的な戦略をたてる
次に、投稿について、何をどの程度登校するのかなど、具体的な計画を立ておくとよいでしょう。
例えば、、、
■毎日投稿を行うのか、週に2〜3回にするのか
■投稿内容はサービスや商品の紹介にするのか、自社をしってもらうためのものにするのか
■映像で見てもらうのか、静止画でみてもらうのか
・・・など、具体的にしておけば迷うことなく投稿でき、筋の通った発信ができると思います。
実際の運用方法を考える
運用
準備段階で決めたことに沿って投稿してみましょう。
投稿するとユーザーから多くのリアクション(いいね、リツイート、シェア等)があったのか、それともあまりリアクションがなかったのか確認をします。その中で、ユーザーとコミュニケーションをとり、ニーズや改善点等を探っていきます。従業員が複数いる会社でやる場合、社内向けに運用する上でのルールやその目的を定めて浸透させておく必要があります。
ユーザーから来たコメントにはしっかりと返事をしましょう。そこから得られるものは会社にとってとても大きな財産です。
分析
投稿しっぱなしでは、進歩していきません。必ず分析することが必要です。まずは一定期間、運用してみてユーザーのリアクションを確認し、探っていきます。
例えば、
■投稿に対してのリアクションが多い要因やリアクションが少ない要因の分析
■ユーザーが投稿を閲覧している時間帯の分析
■どんなユーザー層が閲覧しているのかを分析
など。
改善は一度しても効果は薄いです。継続してやっていきましょう。運用の効率化を図る上で、投稿した情報がより多くのユーザーに閲覧してもらえるよう、環境生成していきましょう。つまり、運用と分析の二つを常に繰り返していくことが効率化を図るためには大切だということです。
他にもいろんな手段があります。
フォロワーを増やして狙ったターゲット層にアプローチしていくには。
投稿というのは、フォロワーに情報を届ける手段です。そのため、投稿するだけでは、情報が届くフォロワーを増やしていくことはできず、ターゲット層への接触も薄いものになりかねません。情報をより多くのユーザーに届ける方法を考えることが必要になります。
手段はいろいろありますが例えばこんなものがあります。
■フォロー&リツイート(キャンペーン等の実施)
■ハッシュタグをつけて閲覧数を増やす
■他社とのコラボ企画