みなさんこんにちは。
この記事では、
・ブログを収益化するためのいくつかのモデルケース
・SEO対策について
・記事数や文字数の考え方
などをお伝えしたいと思います。
これから『ブログで稼ぎたい!』と考えている方の参考になれば幸いです。
Contents
まずはじめに

ブログで生活は、ほとんど無理
まず初めに『ブログで生活したい』と考えている方にお伝えします。
ブログで生活することができている人というのは、ほんの一握りだということを覚えておいてください。
『生活する』という観点で考えると、現代サラリーマンの平均年収は年代により違いますが、概ね400~500万円程度だと言われています。
その年収をブログでたたき出すことができているのは、恐らくブロガーと謳っている人の1%にも満たないのではないでしょうか。
これはデータ的裏付けのない僕個人の主観ではありますが、恐らく間違っていないでしょう。
月収にして30万円以上稼ぐという事は、相当に難しいことだという事を理解してください。
よくTwitterやネットで〇ヶ月で〇百万達成!というのをみかけますけど、僕には短期間で爆益を出すノウハウはありません。
ここで書くのはあくまでコツコツ継続していく方法です。
収入を得ることは誰でもできる
それでもブログで収入を生むことは、誰にでもできると言っても過言ではありません。
そして、何といってもブログで収入を得るという事は、PC一つあれば誰でもできることなので、会社勤めしているサラリーマンや、本業は別にあるフリーランスの方でも今すぐ取り組むことができます。
そうです、『副業』としてのブログというのは、僕からするとかなりおすすめです。
先ほどブログだけで30万円~稼ぐのはかなり難しいと書きましたが、目標額を、例えば5万円・10万円と引き下げればそのハードルはグッと下がるのです。
下に書きますが、正しいノウハウを持って継続できるかどうかがカギとなりますし、何十万・何百万と稼げるようになることは間違いなくその『継続』の先にあります。
それではブログにはどんな種類があって、どのように収益化していけばいいのかを解説していきたいと思います。
ブログの種類
ブログ自体のマネタイズ方法にも色々あります。
ブログアフィリエイト、トレンドアフィリエイト、情報商材、物販、メルマガアフィリエイト、Youtubeアフィリエイトなど。
今回の記事では主にブログの記事で集客し、その記事でマネタイズしていく『ブログアフィリエイト』について書いていきたいと思います。
ブログで収益化するさいの最もオーソドックスな方法です。
まず、ブログの『記事』というのは2つの種類があります。
日記系記事
日記系記事とは、その人の日常や考え方などを発信していく内容の記事です。これは、素人レベルでは『自己満』レベルで終わってしまうことが多いでしょう。
特定のジャンルで有名人、SNSでフォロワーが1万人以上等、いわゆるインフルエンサーと呼ばれる拡散力のある人間でない限り、日記系記事でアクセスを集めることはできないからです。
『けどFacebookで投稿すれば「100いいね!」くらいつくよ?』
と言いたい方も出てくるかもしれませんが、ブログで稼ぐというのは、〇万PV、〇十万PVとアクセスを集めなければなりません。
そのためには自分のSNSの身内だけではなく、もっと多くの人間にリーチする必要があります。
もう一度言いますが、『日記系記事』でアクセスを集めることができるのは何かしら有名人のみだという認識で間違いないでしょう。
コンテンツ記事
ブログアフィリエイトで書かなければならないのは、この『コンテンツ記事』です。
これは簡単に言うと「情報」に特化した内容の記事という事です。
例えば、
●『今日は~~に行って、~~がありました。』
というのが日記系記事に対して、
●『~とは、~という事です。やり方は~です。』
●『~とは!?~の攻略法10選!』
というのが『コンテンツ記事』です。
一つの記事で伝える内容が決まっていて、その情報を欲しいと思うユーザーに供給する記事です。
ブログアフィリエイトというのは、ベースとしてSEOで戦っていかなければなりません(下に詳しく書きます)。
そのため、ブログのトップページから入ってきてくれるユーザーももちろんいますが、それ以上に、『記事毎』に検索エンジンに上位表示させる必要があるのです。
そのためには日記系記事ではまず検索エンジンで上位表示させることなんてできないということは、少し考えて頂ければわかると思います。
マネタイズ方法
記事を収益化する方法もいくつか種類があります。
クリック保証型広告
クリック保証型広告というのは、自分で書いた記事に広告を貼り、その広告がクリックされるたびに収益が発生するという広告です。
一番代表的なクリック保証型広告は、『GoogleAdSense(グーグルアドセンス)』があります。他にも種類はあるのですが、グーグルアドセンスが圧倒的にクリック単価が高いため、まずはこちらで収益化するのが良いと考えられるのが一般的です。
単価が高いと言っても1クリック数十円というものですが。
アドセンスはクリックされるだけで報酬が入るという敷居の低さがメリットと言えます。
一方デメリットは、アドセンスで定められている様々な規約に違反してしまうと、広告が停止してしまい一気に収入0になってしまう危険があることです。
成果報酬型広告
成果報酬型広告というのは、あなたのブログ上で紹介した商品が、あなたのブログを経由して購入された場合に、その紹介料が発生するというタイプの広告です。
その紹介料の利率というのは広告や扱う商品によって異なります。
商品レビューなどの記事を見ていればほぼ100%の割合でその商品のリンクが貼ってありますよね?
あれが成果報酬型広告というものです。
ASP
ASPというのはAffiliate Service Providerの略で、数多くのネット配信用の広告を配信しているサービスのことです。
アフィリエイターはASPに登録し、そこで扱っている広告を選び、その広告を自分のブログで取り扱うのです。
成果報酬はその広告ごとに定められていて、数百円から数万円と幅が広いのも特徴的。
また、ASPもたくさん存在していて、『A8.net』『バリューコマース』『TCSアフィリエイト』などがあります。
ASPによって扱う広告のジャンルなどの特徴も異なります。
純広告
純広告とは、特定のメディアと企業が契約して打ち出す広告のことです。
Yahooのトップページの広告スペースが一番有名です。
例えばですが、『住宅リフォームの豆知識』というブログがあったとして、ここに『住宅リフォーム専門店A社』の広告を出すことを言います。
これはブログのターゲットユーザー(ペルソナと言います。)と、A社のターゲットが一致しているため、効果が見込めるわけです。
契約はその企業や媒体ごとに違いますが、インプレッション数、クリック数、問合せ数、掲載期間などで、ブログ側に支払われる報酬が異なるのは特徴です。
請負記事制作
これは、自分のメディアとは別の媒体からの依頼で、記事を書いて報酬を得るマネタイズ方法です。
1記事〇〇円でお願いします、とお願いされるケースや、「ココナラ」などのアウトソーシング系のサービスで『1記事〇〇円で〇〇文字の記事書きます!』と営業している方も多くいますね。
『ブログを使ったマネタイズ方法』という観点で言えば、なにも「広告」だけとは限らないのです。
自社製品を販売
広告からは少し脱線しますが、ここの考え方はとても大切なので、是非理解してほしいです。
ブログアフィリエイトというのは、基本的に大前提として『人の商品』を売っているのです。
人の商品を売っているから手数料の数%しかマージンは発生しない場合が多い。
根本的な問題ですが、ビジネスで儲けるには自社製品を売るのが一番手っ取り早いという考え方もあります。
なぜなら全額自分の売上になるからです。
自社製品販売(物販)
つまり、例えば自社で何かもの作りをしている人は、ブログでアクセスを集めるメカニズムやノウハウを学べさえすれば、自社製品や自社サービスを売ってください。
考え方を変えて、何か自社で製品やサービスを展開しているから、ブログをマーケティングの一つとして使う。
この考え方はとても合理的だと思います。
自社製品(情報)
仮に自社製品やサービスがない人でも、人の物をアフィリエイトで売っていくだけではなく、自分の情報を売るという事だってできます。
例えばあなたが何かに特化した知識やノウハウを持っているとするならば、『電子書籍』や『有料note』などを使えば、有料コンテンツとして販売することが簡単にできますから。
例えばGoogleAdSenseだけで収益化している場合、いきなり広告停止になり収益が0になることがあると先ほど書きました。
そんなときでも自分の『有料コンテンツ』を一度作ってさえしまえば、それは永続的に商品棚には並ぶのです。
売れるか売れないかは別の話ですが。。。
SEOについて

SEOとは、『Search Engine Optimization』の略で、検索エンジン対策のことを指します。
ブログアフィリエイトというのは、SEOで勝負していくことがほとんどだと思います。
SEOで勝負するというのは、簡単に言うと『記事を検索エンジンの上位に表示させる』ということを目標とするということです。
『ブログトップ』ではなく、『記事毎』にということです。
例えばあなたがスポーツカーのGT-Rに乗りたいとしましよう。
ネット検索をする際に『日産』と検索して、日産自動車のトップページからGT-Rのページを探す人はほぼいないと思います。
通常は『GT-R』や『日産 GT-R』と検索しますよね。
そしてそこで表示される『GT-R』の商品ページに入るはずです。
もう少しブログ単位の例で見てみると、、
僕は『雅の株』という株式投資の勉強ブログも運営しています。
『雅の株』と検索エンジンに入力すればもちろん表示されますが、このブログのことを知らない人が『雅の株』と検索するはずもありません。
『雅の株』の場合、
●『歩み値 読み方』と検索
→『「板」と「歩み値」の読み方!』というページが上位にヒット
●『決算短信 読み方』と検索
→『初心者でもわかる『決算短信』の読み方!』という記事がヒット
という感じで、記事でアクセスを集めるためには、検索エンジン対策は必須なのです。
SEO対策はどうやるの?
じゃあSEO対策ってどうやるの?という疑問が頭に思い浮かぶと思いますが、これはブログを続けるうちは常に考え続ける問題となります。
なぜなら、何をどうすれば記事を上位に表示させますよ、という明確な答えというのはないからです。
さらに、それらのGoogleのアルゴリズムというのは時代の流れとともに変化し続けます。
一昔前は、記事やサイトに大量の被リンクをもらうことで上位表示させるやり方が有効だった時代もあります。そのため被リンクをお金で買う事すらもできましたし、そういう業者もたくさんいました。
ですが2019年現在のアルゴリズムの特徴は、『ユーザーにとって良質で価値のある記事』が上位表示されるということです。
これは機械的に大量に貼り付けられた被リンクではなく、ユーザーが自然発生的にリンクを貼って拡散したいと思ってくれるような良質な記事ということ。
ユーザーが『良い記事』だと思うからリツイートしてくれるのであるということから、良質な被リンクだと判断されるのです。
そしてSEO対策というのはもちろん被リンクだけではなく、記事の文字数や記事数も大きく関わってきますので、説明します。
記事の文字数について
最低1000文字と言われていました。
記事の文字数についてですが、僕がブログを始めた2年程前は、「1記事につき1000文字」ということがよく言われていました。
ですが実際にブログをいくつも運営してみて思うのですが、1000文字そこそこではSEO上位を取ることはできません。
それに最初は『1000文字=長くて大変』という感覚でしたが、文章に慣れてくると、ユーザーにとって良質な記事を書こうとするととても1000文字では収まらないのです。
毎日同じパワーバランスで書くのは難しいですが、基本的には最低でも2~3000文字くらいは書くようにして、本気の記事を書くときは5000~10000文字を書くことをおすすめします。
その方が絶対的に検索エンジンの上位表示されやすいので。
つまり10000文字の記事を毎日1本書けば、十中八九収益化には失敗しないでしょう。
実際にやってみればそれがどれだけ大変なことかはわかります。
(ちなみにこの記事はちょうどここまでで約5000文字です。)
記事数について
100記事でアクセスが上がるという都市伝説
ドメインというのは、更新されているということを前提に考えれば、古ければ古い程上位表示されやすいです。
これを『ドメインが強くなる』というのですが、『期間』だけではなく、『記事数』によってもドメインというのは強化されます。
よくブロガーの世界では、誰が言い出したのかは知りませんが、『アクセスは100記事からグンと上がる』と都市伝説的に言われています。
まあ確かに一理あると感じますし、そうとう文章力やSNSの拡散力でもないかぎり、新しいドメインで20記事程度の状態でアクセスを集中させるのはそうとう困難です。
記事数が増えれば増えるほど、過去の記事も資産になるので、アクセスは必ず増えると断言できます。
しかし、皆さん読まれもしないのに〇千文字も書くのが辛くて、数十記事書いた段階でリタイアしていくんです。
『記事数』と『文字数』はどちらが大事かとよく聞かれますが、文字数が多い記事を毎日書き続けるのが成功の秘訣だという事は間違いありません。
しかしどちらかと言われれば、ある程度の文字数でもいいから毎日書き続けて記事数を増やすことの方が、僕個人的には大事だと思うのです。
ある程度の記事数に達してアクセスも集まるようになってから、ペースダウンして1記事に力を込めるようにしたらいいのではないでしょうか。
最後に
ブログの収益化についてのおはなしでした。
ブログの世界では95%の人が5000円も稼げていないと言われています。
ですが、5%に入ることはそう難しいことではないと思っています。
なぜなら、プロが使うような小手先のテクニックももちろん大事ですが、『記事数』『文字数』のあたりは素人でも努力の範疇で解決できる問題なんです。
最初は読まれなくても、『継続』して続けられるかどうかです。
一緒に頑張りましょう!