皆さんこんにちは、遠藤です。
左膝の前十字靭帯を損傷(断裂)するという大きな怪我をしてしまいました。
小学校からサッカーをしていて、現在(31歳)でも現役でサッカーとフットサルをしています。
結果から言ってしまうと、約1年ほどはプレーできなくなるそうです。
・・・かなりショックです。
ショックだけど、自分の治療の記録のため、そして今後同じ怪我をしてしまった人の参考に少しでもなれるように、このブログで手術や治療の過程を発信していきたいと思います。
前十字靭帯損傷(断裂)とは

膝には次の4つの靭帯があります。
●前十字靭帯
●後十字靭帯
●外側側副靭帯
●内側側副靭帯
この4本の靭帯のなかでも、損傷すると自然には治りにくいという特徴を持っているのが前十字靭帯です。
ちゃんと治すなら手術をしなければならなくて、術後も最低でも6ヵ月以上はリハビリをしなければなりません。
怪我をした経緯

今回僕が前十字靭帯を損傷した経緯についてですが、フットサル中に起きてしまいました。
相手と接触したわけではなく、サイドをトップスピードでドリブルして、次のアクションをしようとしたときです。
そのアクションが切り返そうとしたのか、中にカットインしようとしたのか、止まろうと思ったのか覚えていませんが、この3つのどれかです。
そこで軸足の左足に捻りや負荷がかかり、損傷しました。
その時の感覚としては、『パキッ』という音(感覚)をはっきりと感じて、激痛でした。
この日のプレーはこれで終了し、しばらく安静に。
そして数日たったころ、痛みがひいてきたんです。
普段から我慢する癖がある僕は、もう大丈夫だと思ってまた軽く運動しました。
そこでまた左足に重心が乗ったときに、先日と同じような痛みと感覚を感じ、即終了。
今度は数日しても痛みがひかなかったため、病院に行くことにしたのですが、GWの連休中だったということもあり結局3日後の通院になってしまいました。
通院初日~前十字靭帯損傷(断裂)と判明~
今回かけつけた病院は『静岡みらいスポーツ整形外科』。
スポーツ傷害を専門に診療されていて、診療、手術、リハビリとトータルにケアしてくれる病院です。
静岡のサッカー選手なども来院されるそうで、僕は知り合いに紹介してもらい、初めてかかることになりました。
正直、僕は病院が嫌いです。
なぜかというと、『え?そんな診察でなにが分かるの?』という感じで、大概のことが痛み止めと湿布で対応されたりしますよね。
皆さんもそんな経験ありませんか?
そのうえ僕は『痛み』とか『辛さ』などにかなり強く(強いというか我慢強い)、普段はすぐに病院に行かないのです。
ただ、今回の膝の痛みは完全に普通ではなかったので、さすがに僕もまずいと思い、紹介してもらった病院に行きました。
診療が始まると、問診がかなり専門的だっとことが印象的です。
どういうプレーをしていたか?どっちのサイドか?どっちの足で切り返したか?など。
問診のあとは膝をチェック。
角度を測る器具のようなもので稼働の状態を診たりしていたのを覚えています。
人生初のMRI
一通り問診・診療が終わったあと、
『たぶん靭帯やってるから、MRI撮りますね。』
という感じで、人生初のMRIでの検査。

よく見る丸い筒状の中に身体ごと入って約20分。前日にイベントを運営していたり夜中までデスクワークしていて疲れていたせいか、完全に寝ました。
MRIでの検査が終わり、レントゲンも撮り、待合室で待っていると、『遠藤さんどうぞ』と診療室に再び呼ばれ、あきらかに気まずそうにしている看護師さん数名が見守るなか、先生の説明が始まります。
『(MRIの画像と正常な膝の模型を指さしながら)普通だとこんな感じで前十字靭帯がはっきり写っているですが、ここ、ありませんよね。断裂しちゃってます。』
『自然にはくっつかないので、再建術という手術をしなければならなくて、術後のリハビリを考えると、最低でも9ヶ月以上はサッカー復帰できないです。』
はい、終了。
ショックで何を言っているのか分かりませんでした。
冷静になって僕がこの瞬間に得た情報は、
・前十字靭帯が切れていること
・手術しないと治らない
・約1年スポーツできないということ
いやー、ショックですよ。
これまでの人生、ずーっとサッカーしてました。
今では週一のフットサル、週一のサッカーの練習、週一のサッカーの試合、それがない日は家でルームランでし、冬はスノボもよく行きます。
これ、1年近くは全部できないわけです。
生活のリズムが変わるレベルですよ。
今後の治療の予定
・・・とは言えくよくよしていても怪我が治るわけではないので、完治させてサッカーに復帰することに集中したいと思います。
切り替えの早さは誰にも負けません。
今後のスケジュールですが、まずは一ヶ月程リハビリをしてから手術になるそうです。
膝の可動域制限が起きているため、その可動域を広げるためのリハビリです。
右膝と同じくらいまでまずは可動域を回復させてから手術するのですが、この術前のリハビリで術後の治りのスピードや状態の良し悪しに関わるそうですよ。
ならとりあえずリハビリを頑張りますか。
早く元の状態まで治したいので。
最後に
こんな感じで、前十字靭帯損傷の手術とリハビリ生活が幕を開けました。
自分の治療の記録、そして同じ怪我をしてしまった人の参考になればと思い、これからのリハビリや症状の経過についてこのブログで発信していきたいと思います。
年内復帰は難しいかもしれませんが、大事な身体のことなのでしっかり治療と向き合って頑張っていきます。